平安大将棋とは
平安大将棋とは古代大型将棋の1種であり二人で行うボードゲームの一種であり、他には摩訶大将棋、大将棋、大大将棋などがある。平安大将棋は1120年頃に書かれたとされる「二中歴」に二中歴では大将棋と記載されているが元々あった15 ×15の大将棋と区別するために平安大将棋と呼ばれていた。平安大将棋は二中歴の内容から横が13の盤面であるため現代将棋と同じく正方形と考えた時、13×13の盤面のい大きさになる。また勝敗は現代将棋と同じく玉将を詰ませるか玉将以外の駒を取ることになる。


研究目的
平安大将棋は遊戯性としてとてもつまらない盤面将棋になっている。理由としては駒の動き方と盤面の広さになっていいる。また二中歴に書かれている駒の動き方も3つしか書かれていないため駒の動き方もほとんど決まっていないため遊戯性の高い平安大将棋を作り出すことが目的になっている。また遊戯性を上げるために古代大将棋の変化の法則を使用した際に平安大将棋はチェスと中国将棋の起源にあたるのではないのかという説が出てきたのだそれも説明する。
古代大形将棋の法則について
古代大形将棋である摩訶大将棋、大大将棋、大将棋、平安大将棋は使用している駒がある程度同じ駒を使用しているのだが駒の枚数にも法則が存在しています。まず摩訶大将棋が96枚の駒数を使用しており、次に大将棋が65枚の駒数を使用しています。最後に平安大将棋は34枚の駒数が存在しています。この枚数から古代大型将棋は違う将棋になるたびに31枚駒がなくなっていることになります。この法則からこれらの3つの大型将棋は大きいものから小さいものに変わる時に31枚づつ駒数が減っていることがわかります。また摩訶大将棋から大大将棋は31枚取り除いて新しい31枚の駒を追加しています。

平安大将棋における問題の解決法
問題の解決法としてまず駒の動き方を解決していきます。二中歴に記されている駒の動きを参考にする。まず二中歴には「盲虎」「銅将」「鉄将」しか動きは記載されておらず他の駒の動くは上記で説明した駒の法則をから大将棋と同じとしていたが二中歴に記載されている3つの駒は大将棋と動きが違うため平安大将棋は大将棋と動きが違うのことがわかります。また二中歴に書かれた駒の動きは大将棋から平安大将棋に以降した際になくなった駒の動きであるため平安大将棋は大将棋から平安大将棋になった時になくなった駒が平安大将棋の駒の動きになる。また盤面の解決法は縦の大きさを決まってないため縦の大きさを変えるのだがその大きさは世界の大型将棋を参考にし歩兵の役割に当たる駒の間隔を4マスにすることで解決する。




中国将棋とチェスの起源説
平安大将棋は中国将棋とチェスの起源説になるのだ。根拠としては大きく2つあります。まず平安大将棋の歩兵の数になります。平安大将棋では歩兵の数が13枚であり、チェスの歩兵z役割であるpawnの数が8枚と中国将棋の歩兵の役割である士の駒数が5枚でありこれを足すと平安大将棋の歩兵の数と同じ13枚になるのだ。次に2つめに根拠としては駒の動き方にあります。 まず二中歴に記されている盲虎の動きが中国将棋の士の動きをしていたり、また大将棋から平安大将棋に動きが映されている奔王の動きがチェスのクイーンの動きと同じであり、仲人の動きが中国将棋の兵がする特殊な動きと同じ動きをしていのです。これらのことから平安大将棋はチェスと中国将棋の起源のである可能性があります。



駒の動きを変えた平安大将棋の動き方
平安大将棋がチェスと中国将棋の起源とした時に駒の動き方を再現しないといけないのだが大将棋から動きが残された駒を見た時1つだけではチェスと中国将棋の動きを再現することができないことがわかる。例としては桂馬の動きなのだがこれはチェスではナイト、中国将棋では馬になるのだがこれでは大将棋から動きが残った駒だけでは再現することができないそのため2つの駒を使いこの動きを再現する。
そして中国将棋とチェスの駒を再現した時に余る駒が出てくる。それが麒麟と鳳凰、龍王、龍馬、師子、悪狼、酔象、猛豹になります。まず龍王、龍馬はチェスの成り駒であるクイーンの動きになるため歩兵の成り駒になります。次に師子と悪狼、酔象、猛豹は互いに動きを保管しあっているためこれらの動きを足していくまたこの駒の動きを与えるは横行になる。理由として横行は動きを使っているからになっている。そのため横行の動きはそのまま使うことができないため動きが変わることになる。最後に麒麟と鳳凰なのだがこれは余った駒の銅将に動きを与えることになる。



動きを与えた平安大将棋は面白くなったのかについて
チェスと中国将棋の動きを合わせた平安大将棋は動きとしては端から端まで動ける駒が6つに増えたことにより駒が縦横無尽に動き回り駒の取り合いが多く発生します。また平安大将棋に持ち駒が存在しないため相手から取った駒を自分のの駒として使うことができないため攻め方や守り方を考えていく必要があり1手、1手がとても重要になるため考えて打つ必要になったため動きを変える前の平安大将棋が広い盤面を1マスづつ動く将棋と違い駒のある程度小さい盤面を縦横無尽に駆け回る面白い将棋になっています。
KISHI KAORI2022-02-12T11:29:03
摩訶大将棋から大将棋、平安大将棋まで駒は31枚ずつ減っていく、その31の数字に何か理由あるのでしょうか?どうして31枚でしょうか?
HW18A0952022-02-12T13:17:56
コメントありがとうございます。
31ずつ減っていく理由としては摩訶大将棋、大将棋、平安大将棋の全ての大型将棋に同じ名前の駒が使用されているからです。大きい盤面から小さい盤面に変化したと仮定した時、3つの大型将棋には関係性が存在していると考えられます。そこで摩訶大将棋から大将棋に移行した時になくなった駒数が31枚、大将棋から平安大将棋になった時に駒数が31枚ずつ減っているため31枚という数になっています。
長さん2022-02-10T20:18:12
平安大将棋に難が有り、その改善で良くなることが必然だった事実を、
客観的に証明した画期的研究例。お見事。
藤原定家の「四位OO殿は病気になられた・・」の日記内容は、
平安大将棋が硬直型ゲームである事を示唆しているようにも取れ、
従来より、その時代に変化が起こっているのではないかと問題視されていた。
HW18A0952022-02-12T13:23:49
コメントとお褒めの言葉、大変ありがとうございます。