大阪電気通信大学

デジタルホラーハウス2021 〜殺人道化師 改〜

作品概要

プレイヤーのあなたは帰宅途中に突然、女性の叫び声を耳にする。
何が起きているか確認すべく叫び声の聞こえた方向へ歩き出した。着いた先に見えたのはとある団地だった。
そこには叫び声をあげた女性らしき姿はなく、代わりに髪の長い生物(おそらく人?)が佇んでいた。
その場から離れようとするもその生物に感づかれ追いかけられてしまうことに…
あなたは生きてその場から逃げ出すことができるのだろうか。

VR空間で歩けるサンダル型デバイス「Cybershoes」を装着して、真夜中の団地の中にある公園を舞台にから朝になるまで”自分の足”で逃げる体感型VRゲームです。

ルール説明

プレイヤーは逃げる側、鬼はCPU

制限時間まで逃げ切ることに成功すれば、勝利となります。

制作経緯

お化け屋敷では、”人”を使っていかに恐怖を与えれるかがポイントになっていますが、果たして人がいなくても恐怖を与えることは可能なのか。ソフトウエア科学研究室では2014年から、「恐怖を与える技術の自動化」をテーマに毎年研究しています。

昨年度の先輩方が作ったゲームの改良版 。ゲームプレイ時に感じた難点を改善しより楽しいゲームにすることを目的としています。

Cybershoesについて

本ゲームではCybershoesというVR空間で歩けるサンダル型デバイスを使用します。このCybershoesは両足に履き、歩くように足を滑らすことによって、文字通りVRの世界を駆け抜けるように操作します。本体裏にあるローラーの回転数によって足をどれだけ動かしたを検知し、VR空間での移動を実現しています。

プレイ時の様子

作者プロフィール

木下 勇飛

デジタルゲーム学科 ソフトウエア科学研究室(魚井研究室)所属 企画・構成、プログラム担当

五和宮 潤

デジタルゲーム学科 ソフトウエア科学研究室(魚井研究室)所属 3Dモデリング、プログラム担当

堀田 滉平

デジタルゲーム学科 ソフトウエア科学研究室(魚井研究室)所属 プログラム一部担当

コメント


タケダ2022-02-13T13:49:47

作品拝見いたしました。VRの場合正面を見ながら走ると追ってくる存在を視認するのが中々難しいと感じるのですが何かしらそれが分かる仕組みなどあるのでしょうか?

木下 勇飛2022-02-13T14:29:14

コメントありがとうございます。
質問の回答と致しましては、プレイヤーの速度をある程度早くして鬼と距離を取りやすくしているので立ち止まって鬼の現在地を目視することができるようにしています。